アラフォー独身女性が考えてること

これ、いいな。と思うことを書きます。

週休3日という働き方を実現できる人

選択的週休3日制が話題になった1週間

今週は仕事のアイスブレイクによく使われたキーワードが「週休3日」でした。私が見たのはこちらの記事でした。

www.iza.ne.jp

様々な取引先の方との会話には、ニュースの話題が多く出てきますが、今週ほど共通したキーワードだったことは久しく感じられなかった感覚です。未だに「コロナの影響はいかがですか」と始まる商談相手も実はいまして、そういった方にはもちろんごあいさつ程度に会社の様子を伝えるようにしていますが、はっきり申し上げて邪魔くさいです。新型コロナのニュースから早1年、もともと感染症はワクチンの完成・接種まで2年はかかるだろうというニュースを見てきた中で、短期計画の変更をかけて行動する企業は一定いるわけで、そんな中でこのやりとりをするということは、我々は待ちの仕事をしていると判断されたわけですね、と思われていると気づいたほうがいいです。悩みに寄り沿ってくれることはありがたいのですが、このお言葉から入る方との有益な情報交換があった覚えがありません。

私の周りでは幸い、ご自身が有益だと思う情報をtoB視点とtoC視点の場合に分けて持ってきて盛り上げてくださる方が多く、WEB商談でも大変有意義な時間を過ごせております。ちなみに「コロナの影響はいかがですか」と聞いてくる人ってどうなんだろうね、という小言から始まることもあり、似たもの同士が集まるとはこのことか、と思っています。

自らの実行計画で実現可能かどうかを考えてみたら良いものが出来るかも

今回の週休3日制の提言については、取引先の方も本当に様々な視点を持っていらっしゃいました。賛成反対のような話は特に出ませんが、実現するためには〇〇がたりませんよね、それをどうクリアにしていくのでしょうね、というお話が多かったです。私も当然ながら自身の意見を相手に伝えてきました。

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まず、これは働く者にとっていい環境なのかどうかという点においては私はそれほど良くないと伝えました。「それほど」という言葉があいまいで申し訳ないのですが、考え方によっては良いとなるということです。まず、自民が提言した根底に育児や介護がありますが、この仕組みは会社の責務として労働環境を整えてあげたら良いことです。会社は同じ仕事ができる人を揃えていく努力が必要となります、そういった努力の中で強固な会社を作っていくことは日本にとって悪いことではないと思います。一人で出来る仕事を二人でやらせるということではありませんよ。

足し算と引き算の両方ができる二人がいたとします。その人たちがそれぞれAの仕事とBの仕事に分かれて会社に貢献することになりました。いずれも足し算と引き算の知識を使う仕事なのですが、Aの仕事をしている人はその仕事の効率化をしていった結果掛け算を習得し、Bの仕事をしている人は割り算を習得しました。この会社ではもともとなかった掛け算と割り算という考え方が手に入り、掛け算を習得したAの仕事をしていた人はBの仕事の割り算の仕組みに興味を持ち、お互いに新しいプロジェクトとして行動していった結果、因数分解が出来上がりました・・・。

まとめますと、同じスキルの人間に同じ仕事をさせていたのでは会社としては宝の持ち腐れで、もともと同じスキルレベルの者に違う仕事をさせ、そのもの同士をどう融合するかを次のステップとして計画して生産性を向上していくという考え方を持っていれば、一部欠員が出たときには、その時だけは負担が大きくなるけれども実務自体はカバーができ、復職した時には問題なく元の仕事に戻れる環境が整います。その労働環境を整えるために、会社は就業規定で復職時のポジションの明確化や、休業者の仕事を一定期間担う者には1.2倍の給与をその期間与えるなどの工夫をこらす必要はあるでしょう。モチベーションを保つために社員が稼いだ利益を労働分配率に反映させることは悪いことではありません。週休3日よりも、休職復職の自由の規定と職務給の分配規定を政治的社会的に強化する方が日本の生産性向上が見込めそうだと考えているというのが、現時点での私の意見です。

私が最も恐れる週休3日制

週休3日制について、私が、いいえ、取引先の多くの方も意見として持っていることが「企業の利権に偏るような勘違いルールにならないか」というものでした。週3日休ませてあげますから、足りないのだったら副業で稼いでください、それが嫌だったらうちの会社の社風ではやっていけませんよ?ということを企業側が提示してきて、もっと働いて「この企業」に貢献したいのにと思う労働者の気持ちを削がれる体制にならないか・・・。うちで働きたいなら4日勤務の形態しかありませんからどうされます?とリストラしやすいネタにも感じますね、というお話は誰もが持っているようでした。自分の会社を疑うのではなく、社会的にそういった風潮が訪れるのはよくないですよねという感覚でお話していたイメージです。私が初めてこの意見を聞いたとき、確かにと素直に思いました。そしてこの考え方をもつ企業は確実に現れるだろうと思い出した途端、週休3日制はやはり今の日本の労働生産性を上げるものではないな、と強く思ってしまいました。

人の意見に流されやすいのは十も承知。ですが、週休3日制については企業の利権が私の脳裏から離れなくなってしまいました。やはり、まずは3日休ませるより、休みたいときに休める体制を整えるために政治を動かしてほしいです。