アラフォー独身女性が考えてること

これ、いいな。と思うことを書きます。

ニューノーマルな社会を強要したその後の経済が気になる

ミライースのCMで言うニューノーマルは何を意図するのか

本日TVCMで気になったフレーズ「ニューノーマル」について覚書をしておきます。気になったCMというのはダイハツミライースです。


TVCM ミライース 「心地よく生きる」篇(15秒) ダイハツ公式

このCMのメッセージとして「これからは豊かさよりも心地よさだ」と語りかけ、そのすべてが心地いいとしてデザイン・安全性能・燃費・価格という文字スライドが映ります。そして「ニューノーマルでいこう、ダイハツミライース」という締めです。ゆったりとした生活を思い起こさせる都会ではない背景に商品が映りこむ形で、およそ想像するに、高いものを所有するかっこよさから脱却してみてもいいんじゃない?というメッセージが込められているのかなと感じました。

さて、ここでニューノーマルというのはどの視点で使われた言葉なのだろうというところです。私にはこのCMのどこがニューノーマルなのかがいまいち伝わってきませんでした。なぜならニューノーマルの意味が分かっていないという根本的な能力不足問題があるからです・・・。

あらためてニューノーマルGoogleで検索すると

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早速ググってみますと、ちゃんとウィキペディアが上位に来ますね。

ニュー・ノーマル - Wikipedia

このウィキが正しければ、ニューノーマルは中黒を用いた「ニュー・ノーマル」という形で経済に(ゼロ金利政策に)対して用いられた言葉だということになります。マスク生活やテレワークなどの生活様式の変化に対してこの言葉を使う事は果たして賢かったのか・・・。わかりやすい単語をくっつけたらニューノーマルという言葉が生まれたのか、政界の経済に詳しい人が発したタイミングが目に見えてわかる生活様式に近しい時期だったのかは分かりませんが、もともとのニュー・ノーマルとはかけ離れた使い方をされているように感じました。私も含めて、経済に疎い日本人が受け入れた単語ということになるのかもしれませんね(当然、受け入れたくないという識人もいらっしゃると思われます)。

造語への理解はリアルタイムで行われる

「いとおかし」を古典で初めて学習した時に「おかしい=へんてこ」という近しい意味をどうしても訳でつけたくなった私ですが、「おかし」には美しいとか素晴らしいとか趣があるとか、とてつもなく前向きな訳がつけられていたのを思い出します。今風に口語訳すると「いとおかし=マジでスゲーんだけど、やばくない?」みたいな感覚なんでしょうね。この感覚がニューノーマルという言葉に関して対応したとしたら納得できます。新しい様式の直訳=ニューノーマル。これまでの歴史的見解を無視して今の時代で多くの人が理解できる単語で届きやすいメッセージにしよう、と。

私はこの変化があったとしたら大変すばらしいことだと感じます。歴史を無視して現代を優先し、皆が発しやすいキャッチとして発信してくれたというのは「いとおかし」です。色々と気にせず、今に伝わるキャッチを選択できること、それを知識人が全否定しに来る前に流行させられること・・・。ラフだっていいじゃない、本来の意味なんて過去のことじゃない、今は今でよくない?、こういった考え方が作り出すものというのは多いと思います。バックグラウンドには歴史をわかっているという前提があったほうが良いのかもしれませんが、新しい発想を過去の因縁でつぶしてしまうのはもったいないな、と感じた本日でした。